シンボルツリー

シンボルツリーは、一般的にはある特定の象徴的な意味や価値を持ち、特定の場所や組織、団体、文化において重要視されている木を指します。

外構・エクステリア工事においてシンボルツリーは、家の外観を美しく見せて建物を引き立てる木、庭の中心となるような木のことを呼びます。

以下に、日本での代表的なシンボルツリーの例を挙げてみましょう。

  • シマトネリコ

1年中葉のある常緑樹で、高さや密度を剪定で調整できるので目隠しに最適です。

美しい小葉が規則的に並び、涼しげでさわやかな印象を与えてくれます。

シンボルツリーとしては、細い幹が数本立ち並ぶ株立ち仕立てのほうが、柔らかで自然な感じで人気があります。

  • アオダモ

昔から日本に自生し、丈夫で環境に馴染みやすく、管理の手間がかからない木として人気です。

耐寒性が強く、暑さにもやや強い木です。アオダモは生長スピードも遅いことから、初心者の方でも非常に育てやすくシンボルツリーとして根強い人気があります。

  • ハナミズキ

最大の魅力は四季を感じさせる綺麗な花と紅葉です。花色も赤やピンクや白があり、秋の紅葉も非常に美しいためシンボルツリーとしても、街路樹としても人気です。

北アメリカ原産の落葉高木樹で、洋風の雰囲気を持つ花木と言えます。

  • ヤマボウシ

春には綺麗な白い花、夏には瑞々しいグリーン、秋には果実と紅葉と、一年を通して楽しめる庭木として人気です。

一見ハナミズキによく似ています。落葉しない「常緑ヤマボウシ」は一年中目隠しになり、人気が高まっています。

  • ソヨゴ

生育速度が緩やかで、耐陰性を兼ね備えた庭木なので、狭小部や半日陰のシンボルツリーとして人気です。

虫の被害が少なく、あまり日がささない場所でも育つ常緑樹で、一年中緑の葉を茂らせ形のよい株立ち樹形が楽しめます。